セラミックなどの被せ物は口臭の原因に!?差し歯が要注意な理由と対処法
投稿日:2022年5月11日
カテゴリ:スタッフブログ
なかなか自分では気づくことができない口臭ですが、マスクをする機会が増えたことで、自覚する方も多くなってきました。 「しっかり歯を磨いているのに口臭が止まらない」そのような方は、もしかするとお口の中の差し歯が原因かもしれません。 現在口臭にお悩み中の方で、セラミックなどの被せ物があるという方は、ぜひ最後までご覧ください。
セラミックなどの被せ物が原因で口臭は発生するのか
セラミックなどの被せ物をしている歯が口臭の原因となっている可能性は充分考えられます。 理由としては、被せ物をしているとご自身の歯との境目ができるため、そこに汚れがたまりやすくなるからです。
境目の隙間は徐々に広がっていく
被せたばかりであればそれほど気になりませんが、数年経つと被せ物の劣化や境目の虫歯によって隙間ができる可能性があります。 お口の中は年単位で変化していくため、ご自身ではなかなか気づくことができません。
被せ物の劣化や虫歯だけじゃない!?口臭があるときに考えられる歯科トラブル
口臭が起こるのは、セラミックなどの被せ物が劣化したり、境目から虫歯になっている場合だけではありません。 ・根尖病巣(歯根の先に膿がたまる病気) ・歯周病 ・歯垢や歯石、舌の汚れ など、原因はさまざまです。 被せ物をしている歯が差し歯の場合は、天然歯である歯根部分にヒビが入っていたり、根尖病巣ができている可能性も考えられます。
歯根に問題がある場合はセラミックでも除去する必要がある
歯根部分にヒビが入っていたり、根尖病巣ができている場合は、被せ物を除去して根管治療を行う必要があります。 残念ながら、被せなおしには再度費用がかかり、一度壊した被せ物を再び使用することはできません。
差し歯はトラブルに気づきにくい 差し歯は、元々神経のあった部分に土台を差し込んで被せる処置です。 歯は神経を失うと、栄養が行き届かなくなるため歯そのものがとても脆くなります。
しかし、トラブルが起きても痛みを感じる神経がないため、なかなかご自身では気づくことができません。 トラブル回避のためにも、定期健診や定期的なクリーニングをおすすめします。
口臭が続くときは歯科医院で被せ物をチェックしよう
口臭が発生する原因はさまざまですが、被せ物に問題があるケースは決して珍しくはありません。 被せ物を外してみると、歯の中がボロボロになっていたという方もいらっしゃいます。 しかし、虫歯や汚れを取り除いてみて問題がなければ、再び丈夫な差し歯をすることも可能です。 気になる方は、早めに歯科へ受診することをおすすめします。
柏KT歯科ではマイクロスコープを使用した治療を実施しております。そのため、最低限の治療で歯の治療を行うことも可能です。セラミックの被せ物をしている歯の状態を知りたい等ありましたら一度ご相談ください。
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