歯周病予防にはこれ!おすすめの歯ブラシ
投稿日:2022年5月30日
カテゴリ:スタッフブログ
沢山販売されている歯ブラシの中から、あなたは何を基準に選んでいるでしょうか。何となく良さそうという理由で選んでいては、残念ながら思うように効果が得られないこともあります。歯周病を予防し、長く自分の歯を残していくためには、どんな歯ブラシを選んだら良いのでしょうか。知りたい方はぜひご覧ください。
細かい所に届く毛先の細い歯ブラシ
歯ブラシの先端を良く見てみてください。先が細くなっているものを見たことはありませんか?先細毛と言われるこのタイプの歯ブラシは、細かいところや狭い隙間に毛先が入り込み、その部分の汚歯垢を除去しやすい形になっています。歯周病は、歯と歯の間や歯茎の境目などの磨き残しから始まることが殆どのため、この部分にしっかり毛先が届く歯ブラシを選びましょう。
柔らかい歯ブラシがお勧め
歯の形に沿ってくれる
歯ブラシの硬さを意識したことはあるでしょうか?柔らかいと汚れが落ちていない気がする、すぐに毛先が開いてしまう、という理由から、硬めの歯ブラシを選ぶ方もいらっしゃいます。しかし、硬い毛先は形が変わらないため、細かい部分まで毛先が届きません。例えばシンクの溝をお掃除をする時に、タワシを使う人はいないでしょう。それよりスポンジや使い古した歯ブラシなどを使う方が、溝の奥まで届いて綺麗にお掃除できますよね。歯磨きも同じです。柔らかい歯ブラシは、段差が合ったり複雑な形をした部分にも当たりやすくなっているのです。ちなみにすぐに毛先が開いてしまう時は、磨く力が強すぎの可能性があります。その場合は、歯ブラシの硬さを変えるのではなく、磨く時の力加減を見直すことが大切です。
歯茎が腫れている時でも優しく磨ける
歯周病で歯茎に炎症が起きている時は、歯ブラシが当たると痛みを感じる場合もあります。痛いからと言って控えめに磨いていると、十分に歯垢を除去することができず、さらに炎症が強くなってしまうことも少なくありません。そのような時でも、柔らかめの歯ブラシは歯茎への当たりが優しいため、しっかりと磨けます。磨き残しのない状態を続けることで、歯茎も健康になっていきます。
無難な形のものを選ぶ
市販されている歯ブラシは、山切りカットをはじめ様々な形のものが販売されています。これらは、歯科医院で磨き方の指導を受けていない方でもできるだけ良く磨けるようにと、考えて作られたものです。
しかし、特定の部分への当たりやすさを考えた形は、他の部分には当たりにくくなってしまう場合があります。昔からあるベーシックな形のものの方が、平均して全体を磨きやすい傾向がると言えるでしょう。歯ブラシの形はシンプルなものを選び、それでも磨きにくい部分には、タフトブラシなど補助的なアイテムを取り入れることで効率の良いセルフケアが出来るでしょう。
自分に合った歯ブラシを選ぼう
いくら良い歯ブラシを選んでも、自分のお口に合ったものや使い方でなければ、期待した効果は得られません。歯周病を改善したり予防したりするためには、歯ブラシ選びも重要です。とはいえ、自分ではなかなかわからないもの。是非かかりつけの歯科医院で、あなたのお口に合った歯ブラシや磨き方を教えてもらってください。健康なお口を保つために必要なことを沢山教えてもらえるはずです。
まだ自分に合った歯ブラシや磨き方がわからないという方は是非当院へご相談ください。
当院では専門の歯科衛生士がお1人一人に適した歯磨きの仕方を指導いたします。https://www.kubonoya.com/menu/yobou/
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