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歯の神経治療にマイクロスコープが欠かせない3つの理由とデメリットの有無

投稿日:2022年3月14日

カテゴリ:スタッフブログ

歯科の治療で使用する機材の一つに、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)があります。 肉眼の約20倍まで拡大できる大変便利なものですが、使用することで結果的にどのようなメリットが得られるか知らない方も多いのではないでしょうか。 「肉眼のみの治療との違い」や「処置後のトラブルの発生度の違い」など、マイクロスコープが治療に欠かせない理由とデメリットの有無をご紹介します。

歯の神経治療(根管治療)にマイクロスコープが欠かせない3つの理由

1.神経や汚れの取り残し防止に繋がる

歯の神経は、肉眼では1本に見えますが、実際は複雑な形をしています。 根っこの向きによっては、器具を届かせるのが難しい場合も少なくありません。 神経の取り残しがあると余計に痛みがでたり、根っこの中で菌が増殖しやすくなってしまうため、マイクロスコープを用いて慎重かつ丁寧に除去していきます。

2.小さなヒビを見落とさない

ヒビは、過去に根管治療の経験があり、再治療が必要になったケースでよく見られます。 肉眼では見落としかねない小さなヒビが入っていることも珍しくありません。 ヒビが入っていると処置後のトラブルが起こりやすくなるため、注意が必要です。

3.治療後のトラブルが起こりにくい

初回の根管治療が質の高い精密治療であれば、ヒビや取り残しによるトラブルが起こる確率を大幅に下げることができます。

 

マイクロスコープは根管治療以外の処置にも大いに役立つ

マイクロスコープが活躍するのは、根管治療だけではありません。 一般的な虫歯治療はもちろん、歯周病治療や質の高い被せ物を作るためにも用いられます。 根管治療と同じく、処置後のトラブルは起こりにくい傾向にあります。

マイクロスコープ=歯の寿命を最大限に伸ばすためには欠かせないもの

マイクロスコープを用いて精密治療を行うことで、歯の寿命を最大限に伸ばすことができます。 肉眼のみの治療では処置を行うドクターの技術がそのまま現れるため、歯の寿命を必要以上に縮めてしまう可能性もゼロではありません。 失ってからでは取り戻せない歯だからこそ、一つ一つの治療に慎重になるべきです。 ご自身の歯をできるだけ長く使いたいとお考えの方は、ぜひマイクロスコープを用いた精密治療をご選択ください。

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