歯の黄ばみが気になる!セラミックは黄ばまない?
投稿日:2022年6月20日
カテゴリ:スタッフブログ
保険治療で詰め物や被せ物をしたところが、だんだん黄ばんできてしまって気になる。そんな経験をしたことや、話を聞いたことはありませんか?
詰め物・被せ物の素材により、長年の使用で黄ばみが生じてしまうことがあります。ここでは黄ばまない白い歯を保ちたい方のための、治療する際におすすめの素材について説明します。
なぜ黄ばむのか?
お口の中には、着色しやすいコーヒーや紅茶などの飲み物、カレーなどの食べ物がたくさん入ってきます。最初は周りの歯に合うように入れた詰め物や被せ物でも、そのような環境に長年さらされていたら黄ばんでしまうものもあります。特にプラスチックを使った素材のものは、吸水性があるため、このようなものを取り込んでしまい黄ばみが生じやすいと言われています。
セラミックは黄ばまない
セラミック自体には、プラスチックのように吸水性はないため、基本的には色が変化しにくいと言われています。長年経っても、入れた時と同じような色を保つことができます。また、ツルツルしていて表面に歯垢などの汚れが付きにくいのも特徴です。
しかし、中にはセラミックとプラスチックを使った「ハイブリッドセラミック」という素材があります。こちらはプラスチックが含まれていますので、経年による変色が見られますのでご注意ください。
セラミックにも種類がある
セラミックの形には、インレーという歯へ詰める物や、歯全体に被せる被せ物があります。どのような形になるのかは、虫歯や失った歯の部分の大きさによって決まります。
また、素材にも種類があります。従来のセラミックは陶器のように欠けやすく、特に力がかかりやすい所では、噛んでいるうちに欠けてしまうという様な問題がありました。
しかし最近では、より強度のあるe-maxなどの素材がでています。今までのセラミックよりも割れにくいため、奥歯の噛む面など力が強く加わるところや、噛む力が強い方などにも使えるようになりました。どんな素材が適しているかは、お一人おひとりお口の状態や噛む力が違いますので、かかりつけの歯科医院でご自分に合ったものは何なのか、ご相談されてみてください。
セラミックで綺麗な歯を
ここまでセラミックについてお話ししてきましたが、セラミックは黄ばみが生じにくい素材だということがおわかりいただけたでしょうか。また歯垢などの汚れも付きにくい特徴がありますが、一度治療したところは、詰めたり被せたりした部分の境目から再び虫歯になる可能性が高いです。
白く綺麗な歯を保つために、毎日の歯磨きなどのセルフケアはもちろん、定期的な歯科医院でのメインテナンスも欠かさないようにしましょう。
当院では様々な種類のセラミック治療をご用意しております。またミリングマシーンを導入しているため、通常よりも短時間でセラミック治療をご提供することも可能です!ご興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
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