歯茎が出血してきて痛いのはなぜか?症状や治療法について解説
投稿日:2023年11月10日
カテゴリ:スタッフブログ
歯茎が出血して痛いのはなぜか、症状の説明や対処法について解説しています。歯茎が出血しているということは、歯周病の初期です。歯茎が腫れているだけの歯周病初期症状には痛みがありません。痛みがあるということは、発赤して腫れている歯茎を傷つけてしまっているケースがほとんどです。正しい知識と対処法を知ってください。
歯茎が出血している症状は歯肉炎で歯周病の初期段階の症状
歯周病の初期段階の歯茎の腫れは、ブラッシングがうまくできず、歯茎のまわりに食べかすが滞りその食べかすが出す毒素で歯茎は発赤し腫れてしまいます。これが、歯周病の初期症状の歯肉炎です。この歯肉炎は、ブラッシングの時、歯ブラシの毛先がその腫れた歯茎に触ると出血します。しかし、痛みはなく、ブラッシングで出血をしていても、正しくブラッシングができていれば、2.3日で症状は改善します。では、なぜ、痛みがあるのかを説明していきます。
歯茎の痛みの原因
歯茎が出血して、「痛い」と来院する患者様のほとんどが、歯茎をご自身で傷つけてしまっているケースがほとんどです。歯周病の症状の「歯茎が腫れる」という歯肉炎になり、その部分をごしごしとブラッシングをして傷つけてしまい、痛みが伴う歯肉炎になっています。
痛みがある歯茎を治すにはどうしたら良いか
痛みがある歯茎の部分の歯ブラシは、柔らかい歯ブラシを使うことが大切です。歯ブラシの毛の硬さは、柔らかい・普通・硬い、この三種類あります。この、柔らかい歯ブラシを準備していただき、その柔らかい歯ブラシで優しく痛くないように毛先をあてて、ブラッシングをします。それでも、痛くて磨けない場合には、まずは歯茎に出来ている傷を治すことが大切です。その傷のある歯茎には歯ブラシはあてず、その部分の汚れはガーゼで拭います。2.3日その歯茎の傷を触らずにいたら、傷は治り、柔らかい歯ブラシが充てることができるようになります。歯ブラシができるようになったら、今度は歯茎の発赤と腫れを治し、健康な歯茎を取り戻しましょう。
正しいブラッシングで歯茎を傷つけないようにしましょう
歯茎が腫れていても、正しいブラッシングが出来れば、歯肉炎は3日ほどで治り、健康な歯茎を取り戻すことができます。歯茎の腫れを繰り返してしまう場合は歯石が付着しています。歯科医院へ行き除去してもらいましょう。正しいブラッシング方法は、いつでも歯科衛生士がご指導しています。お気軽にお声掛けください。
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